口約束ほど危ないものはない!
「契約」とは、当事者間に権利義務を発生させる約束事です。日本では従前から、口約束のような契約が多く、後に「言った」「言わない」的な争いが起こることがしばしばあります。
アメリカなどはよく「契約社会」と言われますが、その約束事で考えられることをきめ細かく書面(契約書)に残すことが当然とされています。
日本も今後ますます予想されるグローバル化、高度情報化、事業の多様化などにより、今までの「口約束」的程度のものでもしっかりと書面に残し、無用な争いを避けられるようになってきています。その点で、今後の契約書は、事後的アクシデントを予防する性質が必要とされます。(予防法務)
契約書を交わさずに友人に貸したお金は、返ってこないと思ってください!
よく「ちょっと事業資金が必要なので、資金を貸してくれないか?」と親しい友人に頼まれることもあるでしょう。
もちろん、友人ですから何とか助けてあげたい、との気持ちで貸してしまう人が実に多くいます。それも契約書など書面なしで!
この場合、返してくれるのが当然ですが、たとえ友人とはいえども、その保証はありません。契約書なしで貸したお金は返ってこないものと覚悟し、「あげた」と考えても間違いではありません。
親しき仲にも、特にお金の貸し借りについては「契約書」は絶対に必要です。
契約書は、トラブルの予防注射!

契約書を交わすことにより、未然にトラブルを防止できます。契約書を作成するときに、「最悪の事態」を想定するのです。
その「最悪の事態」が想定され、契約書で適切に文書化されていれば、仮に紛争になってもちゃんとした証拠になります。
新しいビジネスには、新しい契約書が必要!
最近の「起業ブーム」で新しいビジネスがどんどんできています。
そのときに、お客様との間や取引先などと「契約書」を交わす必要があります。
新しいビジネスを起こしたときこそ、しっかりとした「契約書」を作成し、お客様や取引先の信用を得るようにしましょう。
法律改正のたびに、今までの契約書を見直しましょう!
近年、規制緩和などにより、さまざまな法律が改正されたり、新しい法律ができたりしています。これらの法律に今の「契約書」が抵触していないか、不備はないか、十分に検討し、「契約書」を見直しましょう。
実際、契約書は雛形では完成できません!
書店などで「契約書全集」のような「ひな型」が記載されていますが、ほとんどが、実際の業務にはそのままでは使えないのが現実です。
あなたのためのカスタムメイドの契約書が必要!

当事務所では、あなたの思いを「契約書」という書面で表現するように、お客さまごとにその骨子をお聞きし、あなただけのカスタムメイドの「契約書」を作成いたします。
交渉をスピーディーに進めるためには、まず自分の方から契約書案を提示しましょう!
交渉で一番大事なのは、どちらがイニシアティヴ(主導権)を握っているか、に尽きます。そのために「契約書」は自分の方から提示しましょう。相手方はその契約書をベースに交渉の場にでることになるので、先に「契約書」を提示したほうが有利です。
契約書の費用対効果は絶大!
契約書は、ほとんどの場合、一度契約書を作成すれば、何年かは有効に存続します。したがって、ちゃんとした契約内容を文書化しておけば、紛争も最小限にとどめられ、契約書の不備のために裁判になった場合の、費用や弁護士報酬などを考えると、実に安価でその費用対効果は絶大です。
契約書は安かろう、悪かろう!

今までいろいろなお客さまからご意見を頂きましたが、ほとんどが「安くあげようとしたが、契約書の出来が悪く、そちらで見直してほしい」という依頼が実に多いのです。契約書については「安かろう、悪かろう」はある程度事実なのです。
当事務所では契約書作成については、お客様からその骨子を十分お聞きし、その内容、難易度、汎用性を考慮し、報酬を決めています。
当事務所では、「契約書を取り交わす」ということは、最低限で必須のリスクマネジメントであると、考えます。
契約にも、「物の売買」「お金の貸し借り」「土地の売買や貸し借り」「特許のライセンス」などいろいろな種類がありますが、当事務所では、どのような形態の契約の作成にも対応いたします。また、契約書の内容のチェックなども行います。(英文契約書にも対応します。)
例:金銭消費貸借契約・土地売買契約・人材派遣契約・雇用契約・営業譲渡契約・継続的商取引契約・フランチャイズ契約・マルチ契約など
▼契約書のサンプル
皆様も安全かつ効果的な「契約書」の作成にあたって、行政書士を利用していきませんか?
行政書士には行政書士法で守秘義務が課せられていますので、職務上知りえた内容や情報は守られます。
あくまでもサンプルですので、この契約書を使用することについて発生する責任は一切負いません。